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ジャンクカメラ(ミノルタα-5xi)

やっとジャンクなカメラの一連の話題をまとめることができました。
結論から申しあげれば負け続けということになります。(^^;
オークションで某カメラショップさん出品のジャンクミノルタカメラ5点セットを題材にしておりますが、さすがプロのショップさんが見放した(?)カメラ、素人が少しいじくったところでなかなかうまくはいきませんでした。
安価で使えるカメラって手に入らないものですね。(当たり前だ・・・)

今回のセット内容は・・・。
○α7700i
○α9000
○α5xi
○α7xi
○α707si ということです。
落札価格は1700円だったかな。
このうち、α9000がAFセンサが狂っているものの、MF機としては十分使える状態だったので元は取れているものとします。

とりあえず、カメラの構造その他には詳しくないので、一番状態がひどかったα5xiを破壊的分解をして構造を探ってみたいと思います。
この機体はそもそも「裏蓋なし」「ネジ多数無し」「分解歴アリ」という状態。
ですので、心置きなくガンガンとバラしていきます。

ジャンクカメラ(ミノルタα-5xi)_f0221280_1735342.jpgα5xi

ジャンクカメラ(ミノルタα-5xi)_f0221280_17352150.jpg裏蓋がありません
パトローネ室に入っているビニル袋の中にはネジとかギアとかがたくさん入ってました

ジャンクカメラ(ミノルタα-5xi)_f0221280_1735442.jpg全面カバーを外したところ
一応、軍艦部のカバーも外しています

ジャンクカメラ(ミノルタα-5xi)_f0221280_17355945.jpgアイセンサがハンダその他きれいに外された状態でした


もともと構造を探るためですので「組み立てない」事を前提にした分解です。
どうもかなり突っ込んで分解されているようです。(これは後述します)
噛み合わせを探りながらバラしていくと軍艦部のカバーまで外すことができました。
ただし、全面グリップ部分のラバーを剥がすと1本隠しネジがあります。
特殊なドライバ・・・軸部分が細くてかなり長い精密プラスドライバでないとネジを緩めることができません。
これがちょっとしたトラップになっているようです。
今回は破壊的分解を基本にしているので軍艦部のカバーを割って取り外しています。

軍艦部のカバーを取り外すとアイスタート用のセンサ部分がきれいにハンダが外されていました。
一番最後の写真です。
おそらく、ショップの人が直せるかどうかを判断するのにここまで分解したのだと思います。
ここまでバラして直せないと判断されたので5台ひとまとめにしてジャンクで放出されたのでしょう。
基本、直すのが非常に難しい状態だと思われます。

今回のジャンクですが、「α5xi」「α7xi」「α707si」については電池を入れても電源が入らない不動品ということです。
電源が入らない原因は以前に分解したα9000の1号機では電池から液漏れがして基板を痛めたから、でした。
今回のα5xiではどうでしょうか。
α系のカメラは伝統的にスライドスイッチを使っています。
軍艦部を外したところざっと見るかぎり基板や電装系にはあまりダメージがなさそうです。
電源が入らないのはスライドスイッチのブラシ部分の摩耗か破損か、と考えました。
しかし、ブラシ部分はきれいな状態。
うーん、今回はここまでにしておきます。
それにしても、カメラは細かいなぁ・・・。

ちなみに、記録カメラはキヤノンIXY-DIGITAL-Lです。
小さいのでこういうブログ用途には良い感じですね。
by intellistation-e | 2010-04-02 18:02 | 写真