ジャンクカメラ(キヤノンEOS-10QD)

ミノルタのα系列でたたきのめされましたのでちょっと趣向を変えてみます。
キヤノンEOS-10QDであります。
今使っているキヤノンのデジタル一眼レフの型番が「EOS-10D」ですので、そこから「Q」を抜いただけ・・・・(^^;
よく似た型番ですよね、本当に。

高校生のころ、自分はニコンF-801を使っていました。
写真仲間の友人達はEOS系が多く、EOS630が2人、EOS620が1人でした。
他はミノルタα7700iにニコンF2という仲間たち。
高校の写真部の友人達です。
合宿とか楽しかったなぁ。
ちなみに、顧問の先生はキヤノンF1でした。渋いっ!

高校生活の途中、キヤノンの新型がリリースされるということで仲間うちで話題になりました。
これがEOS-10でした。
QDはクオーツデートの略ですね、日付が写しこめるというものです。
3個所の測距点、合焦点がスーパーインポーズで赤く光り、さらにはスピードライト内蔵という現代のデジタル一眼EOSに通じる原型がここに誕生したと言っても過言ではないでしょう。
(スピードライト内蔵はそれ以前にもありましたが・・・)
そして、何に使うのかよく分からなかったバーコードリーダも実装されていました。
ええと、この時期、ミノルタのα7700iにも言えると思いますが、「○○機能を付加する」というアドオンがなんとなく実装されていたりしました。
キヤノンEOS-10の場合、リーダーでバーコードを読み取って転送すればプロが設定したデータが反映できたりするということらしいのですが・・・。
いちいちその都度バーコード帳から読み取るのか、というツッコミがあったりするわけであります。

さて、この時期の銀塩EOSはシャッタユニットのダンパゴムが加水分解を起こし、シャッタ膜にべっとりと油膜状の溶けたゴムがへばりつくという欠陥を持っています。
この時期の銀塩EOSというか、ほとんどの銀塩EOSで起こりうると思われます。
溶けたゴムがへばりつくと最悪の場合、シャッタユニットを破損したりするわけです。
よって、特に初期のEOSの場合、この「シャッタ膜に油膜」が発生した個体はほとんど価値が無く、オークションでも格安で出品されているのが現状です。
このゴム劣化が発生しないEOSはシャッタ構造が違うEOS620とEOS1系、後期のEOS7以降であると言われています。
ただ、EOS620は古い機体ですので別の劣化がとか故障が起こる可能性が大きいですが。

今回はそんなEOSのお話しです。
EOS-10QDのジャンクの個体を入手しました。
ジャンク理由は「シャッタ膜に油膜」です。
落札価格は500円でした。
電池は2CR5、付属していなかったのであちこち探し回り、最終的にコーナン(西日本メインのホームセンタ)で860円で入手しました。
ドラッグストアとかだと1280円でした。
860円でも本体よりも高い・・・。(^^;

全体的に綺麗な状態でした。
簡単に清掃、アルコールで拭き上げます。
シャッタ膜は油膜は発生しているものの、さほどひどい状態ではありませんでした。
ネットで調べるとかなりべっとりと付着する場合もあり、ひどい場合はシャッタ膜の両面(ミラーの後ろ側も)やられるようです。
根本的にはボディを完全に分解し、シャッタユニットそのものを撮りだしてシャッタ膜を洗浄しなければなりません。
そして、ダンパゴムを別の物に交換する必要があります。
分解手順は実は確立されていて、ネットを調べると丁寧に解説されているサイトさまを見つけることができます。
今回はひどい状態ではありませんでしたので、清掃と簡易補修の方法を考えることにして完全分解は後回しにすることにしました。(つまり、こういうところがヘタレであります)
簡易補修については情報があまり集まりませんでしたが、シャッタ膜のすき間からスポンジのような物を突っ込んでダンパのかわりとする方法のようです。
まさに「簡易的補修」なのですが、使用頻度が高くなければこれでも十分との情報もあります。
どうなんだろう・・・?
とにかく、情報は引き続き収集することにしてシャッタ膜を清掃しておきます。
清掃はアルコールとベンジンを使って行いました。
表面(ミラーの後ろ側)は全く汚れていませんでしたので裏蓋側のみです。
何回か拭いて、何回かシャッタを切る、そしてまた拭き上げる、というのをくり返すとだいぶマシになってきました。
今回はこれでOKとします。
簡易的補修についてはまた今度。(^^;
ヘタレですみません。

f0221280_18332668.jpgキヤノンEOS-10QD


f0221280_1834489.jpgシャッタ膜を清掃


記録カメラはキヤノンIXY-DIGITAL-Lです。
シャッタ膜はアルコールとベンジンで清掃しました。
真っ黒の溶けたゴムが綿棒に吸い取られていきます。
プラスチックのかたまりなEOS-10QDですが、連写速度はかなり高速で中級機の威厳を見せつけます。
スペック上は最大秒間5コマだったでしょうか。
動体予測時(AIサーボ)はもっと速度は落ちるようです。

えっと、今回は分解すらしていません。(^^;
アルコールを綿棒に浸してシャッタ膜を拭いただけです。
でも、これで「使える」カメラが一丁上がりなのであります。
今回はお安かったなー。
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by intellistation-e | 2010-04-02 19:49 | カメラ・レンズ