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タムロン マクロSP90 F2.5 と GR-DIGITAL不調の話

かねてからいつかは、と思っているアイテムは皆さん幾つかあることと思います。
自分の場合はまず「GR-DIGITAL系」、それと「タムロンマクロ90mm系」は「いつか買う」と決意をしていたアイテムでありました。

GR-DIGITALについては今年1月、初代を中古で購入しました。
ただ、以降、不具合に悩まされ続けることになるのですが・・・今回も・・・。(後述します)(^^;

タムロンのマクロについては申しあげるまでもないような極めて素晴らしいレンズであります。
正式にはタムロン マクロSP90mm系と言う方が良いでしょう。
これは同等の設計にしては極めて生産年数が長く、少しずつバージョンアップをしながら現代に至ります。
色々なモデル名があり各種特徴があるわけですが、今回はいわゆるMFタイプであるモデル52BBを購入しました。
正直、AFレンズであるモデル72Eと迷ったのですが、今回はアダプトール2マウントによって変換マウントアダプタと親和性の高い52BBを選択しました。
ニコンマウントのAF用72Eはかなりリーズナブルなお値段でオークションで落札できそうだったのですが、ニコンFマウント専用となるのは惜しいような気もしました。
52BBだとアダプトールを取り外して変換マウントアダプタを取り付ければ、他のマウントでも運用できます。
購入した52BBはニコンAi用Fマウントアダプトールが付属しておりますので、別途アダプトール2をミノルタαマウントに変換するアダプタを購入しました。
この2つを買ってもニコン用72Eのことを思えばお釣りが来ます。
性能的には72Eは等倍マクロ、52BBは1/2倍マクロですが、マクロ用途にはあまり使わないと思われますのでこれで良しとします。

ただ、アダプトール2のニコンAiマウントは当たり前ですが機会連動式であります。
このままニコンD50に装着しても露出計が働きません。
よって、ニコンFマウントでの運用は当分F70で行うことになります。
欲しくて欲しくてたまらなかったタムロンマクロ、やっと買いましたー。(^^)
回しやすいヘリコイド、これは良いなぁ。
ファインダも極めて明るく、ピントの山もつかみやすいです。
銘玉、銘レンズと言われるだけのことはあります。
これで子供撮ったら良いやろなー(^^)

タムロン マクロSP90 F2.5 と GR-DIGITAL不調の話_f0221280_18142969.jpgタムロン マクロSP90mm F2.5


タムロン マクロSP90 F2.5 と GR-DIGITAL不調の話_f0221280_1815581.jpgModel52BB


この写真のカメラはリコーGR-DIGITAL、マクロモードです。
ここまで寄れるんならタムロンマクロ要らないんじゃ・・・というツッコミ、したいけど止めとこ。

ところで、GR-DIGITALがどうにもこうにも調子が悪いです。
ADJフリーズもときどき発生しますが、さっきは本当に「?????」なトラブルが出ました。
背面右上にズーム用の上下シーソーボタンがついています。
GR-DIGITALは単焦点ですのでデジタルズーム用です。
デジタルズームを使わないときには露出補正などの機能に変更することができます。
自分は露出補正で使っています。

このタムロンマクロSP90の写真を撮った後、花の写真でも撮るかなー、と思ったところ、シーソーボタンに触れてもいないのに露出補正指針がマイナス方向に勝手に動いて行くではありませんか。
「????」だったのですが、下に動いていくので上方向ボタンを押しましたが打ち消されません。
十字キーを押してみましたが反応無し。
どうもシーソーボタンの下ボタンのトリガがくり返して入力されており、排他になっているので他ボタンが効かない状態のようです。
電源ボタンを押してみると電源は切れましたが、電源再投入しても同じ現象が発生しています。
すなわち、露出補正がマイナスに勝手にかかってしまうのです。

正直、ADJフリーズの一件があったので「リコーなら仕方ないか、はっはっは。」と思いました。
思いましたが、笑ってばかりもいられず、対策を考えました。
電源再投入の時に適当なほかのボタンを押しっぱなしにしていると一時的に発生しなくなるようでしたので、まずはそれで対応。
でも、シーソーボタンを押すとまた下ばかりがくり返して入力されてしまいます。
ソフト的なものなのか、それとも物理的に下ボタンが壊れてしまったのかが判断つきません。
とはいっても、GR-DIGITALはちゃんと元箱にしまっているので、落としたとか言うこともありませんのでソフト的なものかも。
電源再投入の時に他のボタンを押しっぱなしにしてとりあえず現象回避、メニューからシーソーボタン(ズームボタン)は使わない、という項目を選択したとたんにおさまりました。
当たり前ですね。(^^;
その後、再度メニューからズームボタンの機能割り当てで露出補正にしてみましたが、今度は発生しませんでした。
以降、何回か電源再投入と写真を取って見ましたが再現しませんでした。
ファームウェアのバグでしょうか。
バグにせよ、物理的にボタンが壊れたのにせよ、リコーならあり得るわ、と思ってしまうのは何だか残念であります。
一度オーバーホールの必要がありそうです。
by intellistation-e | 2010-04-12 18:51 | カメラ・レンズ