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お散歩写真

先ほどのお散歩写真の続きです。
前の写真は近鉄電車でしたが、今回は風景っぽいのを。
といっても、すぐ横を近鉄電車が通っておりますので、電車が通過するのを待つ間にシャッタを押したものです。(^^;

お散歩写真_f0221280_1554176.jpg綿毛


お散歩写真_f0221280_15543793.jpg一休み・・・


カメラは先ほどと同じでニコンD50、レンズもAiAFニッコール75-300mm、F4.5-5.6です。

先ほど高校生の時の話を書きましたので、もう少し思い出話を。
ちょっと長くなります。(でも、カメラの話です)

このあいだNHKのニュースで「大阪花と緑の博覧会」が開催されてちょうど20年になることから、記念の式典を行いました、という話題を見ました。
大阪の鶴見緑地というところが会場で、地下鉄の新線(鶴見緑地線)も開通してかなり賑わいました。
会期は約半年間でした。
高校生で写真をはじめたばかり、そして「花の博覧会」ということで被写体としては面白いもので、遠いですが何度も写真を撮りに出かけました。
学割も効きましたし。
ちなみに、オフィシャルソングは永井真理子が歌う「WhiteCommunication」でした。
佐野元春が曲を提供、永井真理子は大好きでしたのでよく聞いていたものです。

さて、このときはまだAiAFニッコール75-300mmを持っていなかったので、レンズといってもAiAFニッコール35-70mmとAi改造105mmの2本立てでした。
このころ、ちょうど富士フイルムから新型のリバーサルフィルムが発売されるということで、探し回ってこのフィルムを入手して使ってみたのもこの「花博」でした。
そのフィルムは「RVP」で分かりますでしょうか、そうなんです「ベルビア(50)」でした。
今でこそISOが100のものも出ていますが、当時は50のみでした。
これが極めて色彩が強く出る発色・・・フジカラーらしくないほど赤みが鮮やかに出るのは良いのですが、ISO50はすこぶる使いにくかったです。
実家にこのときのポジマウント、まだ残っているはずなのですが・・・。
一度探さないといけませんね。

そして、花博といえば忘れられないのが、生まれて初めてデジタルカメラというものをさわったことです。
キヤノンから試験的に(?)発売されていた「Q-Pic(RC-250)」という機種を花の博覧会の会場で貸し出しを行っていました。
身分証明書を提示してサインをすれば高校生でも貸してくれました。
こんなのです!
このカメラ、1988年の発売でスペックはこんな感じです。
CCD画素素子25万画素、サイズは1/2インチ。
レンズは換算焦点距離60mm、F2.8、レンズシャッタというものです。
あれ、さほど見劣りしませんね、こんなものですかね。
そして脱力しそうなのが記録メディアです。
SDカードなんて気のきいたものはありません。
なんとフロッピィディスクに記録します。
フロッピィといっても当時よく見かけた5インチとか3.5インチのものではなく、2インチの小さなタイプを使用します。
当時の25万画素なので画質は極めて「それなり」ですが、フロッピィに記録をするというサイバーで最先端的なカメラに興奮したのを覚えています。
太っ腹なキヤノンさん、無料での貸し出しで、しかも写真が記録された2インチフロッピィはプレゼント、写真のプリント(ただし、1枚に全てを印刷するインデックスプリント)つきということで長蛇の列ができていました。
何時間かの待ち時間の後、やっと借りることができ興奮しながら使いましたが、正直画質の悪さとかレスポンスの悪さにはガッカリとしました。
デジタルカメラはまだまだはじまったばかりで、各社から色々と試験的にリリースはされていましたがどれも今一つ。
キヤノンもどちらかといえば「これから先、デジタル記録のカメラの世になるかも」という宣伝と周知の意味をこめて貸し出しキャンペーンをされたのだと思います。
この時にいただいた2インチフロッピィとインデックスプリントもどこかにあるはずなのですが・・・。
いわゆるデジタルカメラが普及してくる、特に一眼レフがデジタル化されていくのはニコンの名機D1の登場を待たなくてはなりません。
当時は何しろニコンF4とキヤノンEOS-1の対決がカメラ雑誌を賑わしている時代でした。

これで昔話は終わりです。
明日からは連休を頂戴し、6日にまたお目にかかりたいと存じます。
皆様、良い休日をお過ごし下さいませ。

あっ、そうだ、これ書いておこうっと。
タムロンのアダプトール2マウントのレンズを1本入手しました。
連休明けに届く予定です。(^^)
えっと、またレアというか、しょうもないというか、昔欲しくて買えなかったレンズです。(^^;
こんなのです
Model47A、なんとレンズ単体でオートフォーカスをしてしまうというレンズです。
その昔、F-801AFを買うさらに以前、これがあればNIKOMATでもAFになるのでは、と思って欲しかったのですが、あまりにもAFは遅いんです。
当然ですが・・・。
とはいえ、レンズ設計が優れていて望遠系3倍ズームなのにF値は4固定という優れもの、描写も良く、AFを抜きにすれば「使える」レンズなんだとか。
ちょっと珍しいと思います。
アダプトール2の変換マウントも手元にありますので、特に銀塩カメラで使ってみたいですね。


18:45追記でーす。(^^)
そろそろ片付けて帰宅いたしますね。
みなさま、良いお休みをお過ごし下さいませ。

○上記のタムロンModel47Aについて
えっと、補足です。
これ、高校生の時にカメラ屋さんで試用したことがありまして。
AFは凄まじく遅いです。
α7000とかα9000とかの比ではなかった(ほど遅い)記憶があります。
レンズ単体でAFが完結するようにIF方式(インターナルフォーカス)を採用しているのでしょう。
レンズ内のセンサで位相差検出をしてレンズを駆動させているのだと思うのですが、レンズ内にセンサを持つとフィルム面では微妙にピントが狂う可能性があるような気がします。
こんなタイプのレンズは後にも先にもタムロンのModel47Aしかなかったと思います。
特にアダプトール2を使って各社のマウントに対応する仕様では微妙にフランジバックの距離が変わる可能性があり、特に精度的に問題があったのかもしれませんね。
そして、記憶では70-210mmのズームにしては馬鹿でかかったです。
手にするのが実に楽しみです。
たぶんレンズ性能そのものは悪くないと思うのですが。

○連休中の写真について
いやー、どうってことないのですが、セッティングをどうしようかなぁ、と迷っています。
おそらく遠出はせず、電車でのお出かけの可能性もあります。
5日にはNHKの大阪放送局のイベントで幼児向け番組の「いないいないばあっ!」のキャラクタショーがあるらしく、それに行こうか、とも思っています。
望遠が要るのか、広角で良いのか、ズーム1本ですませるのか、全く考えがまとまりません。
銀塩カメラも1台は持っていきたいのですが、ミノルタα9000にするのかキヤノンEOS-10QDか、ニコンF70か迷っています。
どうしたらいいんだぁー!
オールマイティにEOS-10D + EF35-105mmかニコンD50 + AF24-120mmとR7にしておこうかなぁ、軽いですし。(^^;
車での移動なら何でもかんでも積んでいって現地で選ぶのですが、電車だと軽量セットにしなければなりません。
うーん、28-70mmのF2.8とか欲しいですね・・・。
追記、雑感でした。
by intellistation-e | 2010-05-02 16:36 | 写真