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関西ではそろそろ桜の開花予想が気になり出すところです。
卒業、そして入学。
別れと新しい出会い。
桜はそういう人生の節目に寄り添い思い出に残る花であると感じます。
この桜の写真は去年の春に京都の植物園で撮影したもので、先日アップロードした「お化粧」の写真と同じ日に撮ったものです。
もうすぐあれから1年、今年の桜はどんな彩りを見せるのでしょうか。

3月は卒業という時期でもあり、ちょうど今頃は卒業式もピークであろうかと思います。
実は、娘も明日「卒業」を迎える予定です。
1歳2ヶ月の娘の卒業とは・・・「おっぱいからの卒業」であります。
3月14日に断乳・・・これは親から見た言葉らしいですね・・・、娘からすると卒乳の日と決めて段取りをしてきました。
この数日はちょっと娘にとっても我々にとっても大変な日になるかもしれませんが、これもまた成長の証なのでしょう。
今年もみんなそろって桜を見に行けますように。

桜_f0221280_10122230.jpg



カメラはキヤノンEOS-10D、レンズはEF35-105mm、F3.5-4.5です。
マクロも何も付いていないレンズですのであまり近接はできません。
今となってはあまり覚えていませんが、Exifという便利な情報を見ると焦点距離は74mmと記録されています。
絞りは開放のはず。
レンズがレンズですのでボケ質はあまり良くありません。
やや強引感もただよいます。
この時点では虎の子のEF100mm、F2.0USMをまだ持っていない時期でしたので、このレンズで撮るしかありませんでした。
ニコンD50も持って来ていたのですが、直前の撮影で露出オーバの白飛びを起こしていたので使用を控えてEOSにまわりました。
D50が露出をミスったのはその時だけで、後は現在に至るまで問題ないのです。
いったいなぜでしょう、桜に酔ったということにしておきましょうか。

原因はD50が桜に見とれていたからではないのはもちろん明らかで、自分の考えではレンズの機能のせいではないかと思っています。
ニコンの3D-RGBマルチパターン測光は被写体の色まで検知して露出決定に反映させる機能ですが、この測光方式を使うためにはD型やG型などのCPUと距離エンコーダ内蔵タイプのレンズでないとD50では使用することができません。
このときに装着していたレンズは記憶によればF-801を買ったときに同時に購入したAiAF35-70mm、F3.5-4.5のはずで、これは当然ですがかなりの旧型ということになります。
電子制御ではありますが距離エンコーダが内蔵されていないレンズですので(なにしろAFレンズ最初期のものですから)D50に装着したときには3D-RGBは作動せず、マルチパターン測光のみ作動することになります。
通常使う分にはたいして差はないと思うのですが、このときは真っ青に空は晴れ渡り、しかも桜の花は透明感があって光を乱反射するものです。
カメラが露出決定に迷い、思わずオーバ気味に設定してしまったのでしょう。
アフターレタッチで修正できないほど真っ白になってしまっていたのでちょっとビックリした出来事でした。
しかし、本当にレンズの機能のせいなのか、今となってはよく分からないのですが。
by intellistation-e | 2010-03-13 10:36 | 写真