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お正月、1月2日だったと思います。
姪っ子と子供を連れて京都、宇治まで初詣に出かけました。
小さな橋を渡っているとたくさんの川鳥が群れて飛んでいました。
鳥の種類や名前は全く分かりませんでしたが、とりあえずカメラを向けて何枚かシャッタを切りました。

こう書くと語弊はあるのですが、案外撮れてるなー、というのが率直な感想でした。
昔、F-801を使っていた時代、動体予測や高速AFが未実装でしたので、鉄道写真を撮るときには「置きピン」が原則でした。
一応、ピントを合わせ続ける「コンティニュアスモード」というのは付いていたのですが、常に測距をしているというだけでイコール、ピントが合っている状態ではなかったのです。

そのようなわけで、今でもなんとなく動体予測に対する信頼が自分の中ではなかったのですが、この時ばかりはカメラを信じて連写してみました。
すると、結構ピントが合っているので、今さらながらに「動体予測というテクノロジ」に驚くことしきりでした。
気づくの遅いよ・・・。(^^;

鳥_f0221280_1938407.jpg


飛び回っている川鳥を追いかけながら連写したもので、構図その他は御勘弁下さい。
鳥って案外速いんです・・・。(当たり前ですが)
カメラはキヤノンEOS-10D、レンズはEF100mm、F2.0USMです。
USMの高速性もあって追従できたのかもしれませんが、それにしても動体予測とか高速追従ってここまで使えるとは思いもよりませんでした。
このときのカメラの設定は「AIフォーカス」でいわゆる「ワンショット」と「AIサーボ(動体予測)」を自動で切り替えるモードにしていました。
ということは、鳥の動きをカメラが検知してAIサーボモードに自動で切り替えてくれたということになります。
すごいなー。
いや、頭の中はF-801とかの時代(20年くらい前)で止まっておりますので・・・。
# by intellistation-e | 2010-03-10 19:53 | 写真
先日、子どもの初節句を行いました。
1月生まれですので本当は去年の3月が初節句だったのですが、ちょうどお宮参りの時期と重なったので便宜上今年に初節句をお祝いいたしました。
両家の両親をお招きし、手巻き寿司とケーキでお祝いしました。

ケーキにのっていたいちごを狙って手を伸ばした娘。
ぽろっと机の上に落っこちたいちごをそーっとつかもうとしているところです。
毎年こうやって節句をお祝いできればいいね。


大好物はいちご_f0221280_16172535.jpgそーっと・・・



大好物はいちご_f0221280_16174221.jpg見つかった!



大好物はいちご_f0221280_1617588.jpgあげないよ!




カメラはキヤノンEOS-10D、レンズは35-105mm、F3.5-4.5です。
このときはかみさん専用カメラであるパナソニックLUMIX-GF1と併用しており、こういう室内のシーンではどうしてもGF1の方が有利なためにほとんどGF1での撮影となってしまいました。
気がつけばEOSの中にはあまり写真が残っておらず・・・。
そして、かみさんはGF1をもってさっさと実家に出かけてしまいまして、GF1の写真はいまだ確認していないのです。
# by intellistation-e | 2010-03-10 17:03 | 写真
出がけに花の写真を、と思っていたらGR-DIGITALを仕事場に置いてきていたことに気がつきました。
ということで、今日は以前の写真を。

前に「たかいたかい」のエントリで紹介した写真と同じ日に撮ったものです。
子供は日に日に成長していきますね。
小さな子供が家にいると「成長」を目の当たりにすることが多く、昨日までできなかったことが今朝になると普通にできていたりするので驚くことがよくあります。
大人の時間と子供の時間は流れ方が違うかのようです。
この写真を撮ったときは自分で歩けなかったのに今は家中を走り回っている、半年の間に成長したものだとあらためて感じます。

ひとりあそび_f0221280_14544562.jpgひとりあそび


カメラはキヤノンEOS-10D、レンズはEF100mm、F2.0USMです。

今でこそUSM(UltraSonicMotor、超音波モータ)を搭載したレンズはたくさんリリースされておりますが、高校生の頃、EOSシステムが発売になった当初は極めて高価なレンズにしか搭載されていないものでした。
当時はF-801を購入したばかりで新しいレンズもなかなか買えず、それでもカメラ雑誌を毎月眺めては新しいレンズやボディに思いを馳せていました。
カメラ雑誌は「月間カメラマン」とか「CAPA」などが仲間うちでよく読まれていたと思います。
そんな折り、EOSシステムに新しいレンズが発売されるという記事を見つけました。
そのレンズは伝説の「EF50mm、F1.0L(USM)」であります。
50mmのくせにあまりにも大口径なレンズとUltraSonicMotorでしか駆動できない巨大なレンズ群は「金魚鉢」という通称までできるほど凄まじいレンズと聞いています。
このレンズの記事を見たとき、「キヤノンはとんでもないモン作りよったなぁ」と驚き、ニッコールで負けない超大口径巨大レンズの登場を待ちわびた(もちろん買えない)のですが、ついぞニコンからは発売されませんでした。
ニコンユーザでしたがキヤノンに勝てない焦りのようなものを感じ、EOSユーザの友人達がなんとなく眩しく見えたのでした。

実のところ、当時ニコンのAF機で中堅であったF-801とEOS630を比べてみると、明らかにEOSの方が使い勝手が上であることが幾つかありました。
その1つが、シャッタ速度優先AEのとき、F-801は1段ずつの指定しかできなかったのに対して、EOS630は半段ずつの指定が可能でした。
鉄道写真を多く撮っていた当時、少しでも速いシャッタ速度を指定できる可能性があり、動体予測を実装しているEOSの方が使い勝手が良かったのは事実であります。

そんなわけで、今でもUSM、UltraSonicMotorと聞くとなんとなく高級感を感じてしまうのであります。
いや、実際にUSMは静かで便利な点が多いですね。
話を元に戻して、この伝説の「50mm、F1.0L(USM)」ですが、EOS-7Dを買った友人が何かの撮影会で借りて使ってみたことがあるそうです。
肝心の使い勝手は・・・「開放では深度が浅すぎて使い物にならない」んだそうです。
ポートレートでは目にピントを合わせるのがセオリーですが、目に合わせるとすでに睫毛のあたりが怪しく、前髪はボケ始めているのだとか。
極端に深度の幅が狭い故にかなり使いづらく、かといって絞り込んでも甘さが残ると言っておりました。
生産本数わずか数百本のレアレンズを使えたのはラッキーだと羨ましいかぎりですが、それにしても・・・。
50mmが使いたいのなら普通にF1.4買っとけ、というのが最終的な友人の意見でありました。
# by intellistation-e | 2010-03-09 15:24 | 写真
写真は大阪梅田の裏手のあたり、いわゆる中崎町周辺です。
前回の地下鉄谷町線の写真を撮った後、友人と食事ができるところを探してぶらぶらしながら撮ったものです。
例によって、何にも考えていない1枚です。
カメラはリコーCaplio-R7、一番広角域で撮影していると思います。
Exifを確認したら焦点距離は4.6mm、ということはレンズの一番広角側ですね。
35mm判フィルム換算で28mm相当になります。
高倍率のズームレンズなのでちょっと歪みが出ていますね。
同じシーンをGR-DIGITALで撮ったらどうなっていたのかな、と思います。

単焦点コンパクトの魅力_f0221280_19464026.jpg大阪梅田の裏手
中崎町のあたり



手が空いたらCaplio-R7とGR-DIGITALで同じシーンを撮り比べたいな、と思っています。
比べれば面白いと思っているのですが、なかなか機会がありません。
GR-DIGITALは言わずと知れた単焦点コンパクトの銘機です。
コンパクトはどちらかと言えば「オールインワン」「初心者向け」という要素を持っていたジャンルですが、良く写る単焦点レンズを実装した「高級コンパクト」というジャンルが確率してからは俄然熱くなってきたジャンルだと感じます。
ズームではなく、あえて単焦点。
単焦点で明るいレンズだからこそ、歪みが無く切れの良い発色の写真となります。
色々な条件で撮り比べてみるとそれぞれのカメラの特徴も良く出てくると思っています。
# by intellistation-e | 2010-03-08 20:09 | カメラ・レンズ
2月14日、友人に誘われましてちょっと大阪まで出かけてきました。
お目当ては友人が買ったというEOS-7Dを見せてもらうこと。
鉄道写真が好きな友人に付き合って大阪市営地下鉄谷町線の中崎町の駅で旧車両を待ち構えます。
このときは持って行ったα-7DIGITALの調子が今一つで(原因不明のフリーズ現象)、この日の写真はほとんどリコーCaplio-R7で撮りました。
これは唯一α-7DIGITALで撮影したものです。
友人が言うにはこの30系はそろそろ姿を消しつつあるから写真に撮っておいた方が良いよ、ということで慌ててシャッタを惜しました。
慌てるとどうもフレーミングその他が甘くなるのはいつものことなのでありますが、今回はカメラ内の画像エンジンで生成されたJPEG画像とRAW記録をして後から現像処理をしたものとを比べてみようと思います。

1枚目の写真がα-7DIGITALで生成されたJPEG画像です。
2枚目が帰宅してからsilkypixで高感度ノイズ優先処理を指定して現像処理を行ったものです。
ブログに掲載するにあたっては最終的にPhotoshopでリサイズしています。
どちらも縮小画像ではあまり大差ないように見えますが、拡大してみると現像処理を行ったものの方が全体的に落ち着いた発色傾向になっています。
カメラ内で生成された画像はなんとなくノイズっぽい。
良い撮影条件で撮影された写真ではさほどの差はでないように感じていたのですが、光量が足らないような悪い条件下での撮影時にはRAW記録をしておいて後で現像処理を行うほうがノイズなどを減らせる場合があるように感じました。
今まではRAWは面倒くさい、とか、パソコンで管理する時にOSによっては表示されないとかがあり、あまり使ってきませんでした。
MacOSはOS付属のビュワーにRAWアルゴリズムを持っているので画像の閲覧はできます。
未確認ですが、Windows7も同様のアルゴリズムを持っていると聞いたことがあります。
これからはこういう悪条件下の撮影時にはRAWも取り入れてちゃんと現像処理をやろうと思いました。



現像処理_f0221280_1214827.jpgカメラ内生成

現像処理_f0221280_1221035.jpgsilkypix現像


現像処理は手間がかかりますが、場合によっては良い結果になるように感じます。
その友人はキヤノンユーザですので、もともと付属の現像ソフトを使っているようですが、自分の場合はRAW記録ができるカメラが色々なメーカのものを持っているために、できればひとつのソフトで一括して現像処理ができる方が便利です。
silkypixだと色々なメーカのカメラのプロファイルに対応しているのでそのあたりも便利だと感じました。
# by intellistation-e | 2010-03-08 12:46 | 写真